別ブログもやっております! 50年間の役目を終えた「長岡市厚生会館」! その静かなる有終の日々…
「MOANIN' 長岡市厚生会館」

Wednesday, April 16, 2008

Handmade MISO is always delicious (That's called temae-miso)

 味噌の手づくり仕込み体験をしてきた。
 長岡市の 「農の駅・あぐらって長岡」 での体験講座に申し込みをして、3日間通って、作業してきた。「大豆5kgコース」 と 「大豆10kgコース」 のうち、5kgコースを選んだ。

 事前の準備:
 こうじの材料にするため、大豆と同量の米(5kg)を、前日の夜に洗って水に漬けておき、当日の朝に水を切って持参する。


 体験本番
 参加人数は20人くらいで、総量120kgの大豆を扱った。
 作業の流れ:
 ●米を蒸して、適温まで冷まし、こうじ菌を混ぜ込む。
 ●こうじ種を保温箱に入れる。
 ここまでが初日の作業、所要時間3時間。

 2日目
 ●大豆を洗い、水に漬ける。
 ●こうじの表面部分と底の部分を入れ替えるように混ぜ、まんべんなく発酵をうながす。(天地返しという)
 所要時間30分。

 3日目
 ●大豆を蒸して、ミキサーでミンチにする。適温まで冷ます。
 ●でっかいかくはん機で、大豆・こうじ・塩を混ぜる。分量は (大豆10kg)+(米10kgから出来たこうじ)+(塩5kg) の割合。
 ●各自の袋に分けて、持ち帰る。あとは自宅で熟成させる。
 ●自宅での熟成のさせ方のレクチャー。
 所要時間3時間。

 (写真を撮っている余裕はそんなにありませんでした。)


 最終的に、私の分として、19kgの味噌が出来た。
 ↓満開の樹下、19kgの味噌を自転車で運ぶの図 (リュックのひもが両肩ともこわれた)


 部屋に帰って、たるに移し変えた。重石をかけて熟成させて、1年後にはおいしく食べられるようになる(はず)。


 あぐらっての先生の話だと、19kgの味噌は4人家族の1年分だそうだ。私ひとりだと単純計算で4年分ということか。おいしく仕上がったら、おすそ分けしますので、欲しいかたは1年後にお申し付けください。。

 今後の作業:
 ●熟成中は空気になるべく触れさせない。変色を防ぐために日光も避ける。
 ●梅雨明けころに一度 「天地返し」 をする。そのときは空気にしっかり触れさせる。「たまり汁」 が上がっていたら、一緒にもみ込む。カビは取り除く。

 おまけ
 体験に通う道すがら見つけた、トビキリカワイー建物ふたつ。↓



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I underwent making miso through 3 days of last weekend. The 1st day we mixed koji-kin with steamed rice.
The 2nd day we stirred it well and well to make good koji. The last day we mixed all materials, koji, steamed and crashed soy, solt.
After maturing for a year, it will become good miso.


...Modinha...

Thursday, April 10, 2008

Sekikawa-Mura

 関川村へ遊びに行ってきた。お目当ては、豪農の館 『渡邉邸』 を見ること。
 長岡から電車で行った。えちごワンデーパスというのを使った。 たいへん久しぶりに米坂線に乗った。

 越後下関駅で降りて、村を歩いていたら、市(いち)が立っていた。ここの市場は長岡のものとも輪島のものとも違っていた。
 それはただテントが立つだけでなく、既存建物の一部が市場と、また前面道路と融合しているのだ。





 市のときだけ建具が取り払われて、座敷や小屋の中に、商品と売り手とお客さんが流れ込んでくる。
 小屋の一部にはちゃんと、お客さんが滞留できるしつらえがされているようだ。
 (要するに、お茶話しのために腰を下ろせる場所が設けてある)









 建築が前面道路までも取り込もうとする場合、道路の幅が狭いほうが、より有効で面白い利用ができるように思える。(これは以前、東京下町の某住宅・C葉学さんの 『うなぎ』 を見に行ったときにそう思った)
 関川村の市場の通りは狭いうえに蛇行しているので、建物と道路との関係が生き生きと変化に富み、歩いていてとても楽しかった。





 市では、いなごの佃煮を買った。
 尋ねてみたら、日付に 「ニ」 と 「六」 がつく日に開かれるそうだ。(この日は4月6日の日曜日)
 市は昼12時頃にはもうかたされてしまうようだ。




 かたしてる↓




 市場で 「建物と道路の楽しい関係」 を見た後で、その目のまま関川村の他の場所を歩いてみると、これまた周囲と面白い関係を結んでいる建物を見つけることができた。









 ↓以下は 『渡邉邸』 の写真
 対比事項:
   重い土間とひらけた座敷
   闇と明り





























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I went to Sekikawa Village, the north of Niigata Prefecture, to look for the architectural space that would attract me.
I found that. It was The Old and Huge Watanabe Residence in Sekikawa.

The Residence included many dark spaces. They were very spiritual.
Darkness is able to set off daylights. Perhaps I might have been charmed by the darkness of Watanabe Residence.

I guess that what have taught me the attractiveness of dark spaces is The Book of Mr. Yasushi HORIBE's Architectural Works. It is very unique that he took all pictures of his own architectural works for the book, no employing any other professional cameramans. And the spaces he has designed are full of darkness and spirituality. I was very very shocked reading the book.


...Modinha...